【雑談】公開特許公報で,当研究室の論文を引用した特許を発見! | |
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<以下,抜粋>
また、従来、メタデータを用いることで、クライアントに対する窓口業務を提供するサーバの業務円滑化と共に、窓口を利用するユーザの労力削減を図る技術がある(例えば、非特許文献1参照)。 【0009】 この技術では、例えばフォームサーバに入力されるフォームのメタデータを予め定義しておく。そして、クライアント側で動作するエージェントが上記メタデータを取得し、このメタデータに記述された属性などの情報を参照する。これにより、例えば、同一フォーム上での記入内容を互いに連動させた自動入力機能や、フォームデータの書式や値などが正しいかどうか判断する記入内容チェック機能などが実現される。 【非特許文献1】 藤原 克哉、中所 武司、“窓口業務アプリケーションフレームワークwwHwwにおけるフォームナビゲーション機能のXMLによる実現方式”、[online]、平成14年3月、情報処理学会、[平成16年1月14日検索]、インターネット<URL:http://www.se.cs.meiji.ac.jp/~chusho/paper/0203fujiwara.pdf> 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0010】 しかしながら、上記のような連携方式では、各Webアプリケーションが連携のためのプログラムを出力することで、WWWサーバ同士の連携を実現している。従って、Webアプリケーションの提供者側が連携のためのプログラムを作成する必要があり、提供者への負担が大きいという問題があった。 【0011】 また、WWWサーバ同士の属性名の対応関係をWebアプリケーション側で管理しているため、既に連携関係が構築された各WWWサーバに対して、新たにWWWサーバを連携させる場合、既に連携されている個々のWebアプリケーションの連携実行部分を修正する必要がある。 【0012】 例えば、上述の図37に示した例において、電話番号データを指定する属性名として「webc−tel」が定義されたWWWサーバを新たに追加する場合、WebアプリケーションA,Bでの電話番号データが対応可能な引数名に対して、「webc−tel」を追加しなければならない。 【0013】 このように、連携させるWWWサーバを既存の連携関係に対して新たに追加する場合、既に連携関係にあるWebアプリケーションの修正によって提供者側に負担がかかり、さらに、連携されているWebアプリケーションの数が多くなるほど、修正が必要なWebアプリケーションの数も増えて負担が増大するという問題があった。 【0014】 なお、上記非特許文献1に記載された技術は、窓口業務アプリケーションが動作しているサーバとそれを利用するクライアント間で受け渡されるデータに対して、予め定義されたメタデータを使用して何らかの自動処理を実現するものであり、WWWサーバ間でのデータの連携を実現するものではない。 【0015】 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、サーバの連携に要する提供者側の負担を軽減することが可能なデータ中継プログラムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 <以下,略> |