詳細内容 【ソフトウェア工学 (第3版)   →→正誤表



朝倉書店:情報科学こんせぷつ シリーズ(7) :中所武司著
ISBN978-4-254-12714-0 C3341 A5判 160頁 2014年3月刊

〔内容〕 第3版の変更点
 好評の第2版(2004年3月発行)から9年を経たのを機に全体を見直し,
新しい技術に関して加筆するとともに,ソフトウェア開発にかかわる
基礎的な知識と”取り組み方”を習得する教科書という観点で記述内容を重点化した.
また,ISOの品質モデル,
プロジェクト管理体系のPMBOK,
オブジェクト指向モデリング言語のUMLなど,
ソフトウェア工学の関連分野の標準化動向についても最新情報を引用するように心がけた.
初版・2版にはなかった演習問題を各章末に設定した。

主要目次
第I編 ソフトウェアの動向 1. 情報システム 1.1 情報社会の動向 1.2 情報サービス市場の動向 1.3 解決されるべき課題 2. ソフトウェア工学の概要 2.1 ソフトウェア工学の誕生 2.2 ソフトウェア工学の課題 2.3 ソフトウェア生産技術の基本 第II編 ソフトウェアの開発技法 3. ソフトウェア開発モデルとプロジェクト管理 3.1 ソフトウェア開発の3要素 3.2 プロセスモデル 3.3 ドメインモデル 3.4 プロジェクト管理 4. 要求分析 4.1 概要 4.2 要求分析の課題 4.3 要求分析技法の分類 4.4 構造化分析技法 5. 設計 5.1 概要   5.2 設計の評価基準 5.3 設計技法の分類 5.4 データフローに基づく構造化設計法 5.5 データ構造に基づく構造化設計法 6.プログラミング 6.1 プログラミングの目的 6.2 プログラムの構造 6.3 構造化プログラミング 6.4 段階的詳細化技法 6.5 データ抽象化技法 7. テスト             7.1 概要 7.2 機能テスト(ブラックボックステスト) 7.3 構造テスト(ホワイトボックステスト) 7.4 テスト手順 8.検査と品質保証 8.1 検査の目的 8.2 品質特性 8.3 品質評価技法 8.4 不良分析 第III編 オブジェクト指向技術 9. オブジェクト指向技術の概要 9.1 オブジェクト指向技術の主要概念 9.2 メッセージパッシング 9.3 カプセル化 9.4 インスタンス生成 9.5 クラス階層と継承機能 9.6 ポリモーフィズム 9.7 多重継承 9.8 オブジェクト指向技術の発展の歴史 10. オブジェクト指向プログラミング 10.1 ソフトウェア生産技術としての特徴 10.2 オブジェクト指向プログラミング言語 10.3 Javaによるオブジェクト指向プログラミングの例 11. オブジェクト指向分析・設計 11.1 概要 11.2 オブジェクト指向分析・設計技法の分類 11.3 UMLによる仕様記述 12. クラス・コンポーネントの再利用技術 12.1 ユーザインタフェース 12.2 コンポーネントベースのソフトウェア開発 参考文献 あとがき 索引

著者
中 所 武 司