■研究における例題アプリケーションの位置づけ■
◆基本方針
従来から、以下のように、例題アプリケーションの開発を推奨しています。
◆アプリケーション(AP)開発の目的
基本的には、2種類の目的(研究型と作品型)があります。
- <研究型の場合>
・APは、ソフトウェア工学(アプリケーションの作り方)の研究材料
・研究目的のために、APの機能やシステム構成を意図的に設定可。
・APの機能や実装は、現実のAP開発の視点でのベストの選択でなくてよい。
・APとしての良し悪しを議論しすぎると、かえって目的からずれる危惧もある。
・AP開発における、研究課題や技術課題の明確化が必須。
- <作品型の場合>
・APを作品として開発(例:建築学科の卒業作品)
・APの機能設計や実装技術に関して、自慢できる特徴が必須。
◆効用
- 作りながら考えることで、具体的な検討課題に出会い、さらに深く考えることができる。
- と同時に、ソフトウェアに関しては、やはり動くものがあると説得力がありますね。
以上