明大中研 The M-base Project 〜アプリケーション開発環境〜

*** M-base:アプリケーション開発環境 ***

エンドユーザを制するものが世界を制する! --> M-baseをすべてのエンドユーザに!!

<モデリング研究のショートストーリ>
・↓1993.11:動的振る舞い重視のオブジェクト指向設計技法の提案(最初の学会発表)
・↓1995. 5:「ドメインモデル≡計算モデル」を志向したM-base提案(学会発表)
・↓1997. 1:最初の「モデリング&シミュレーション」ツール完成
・↓1998. 7:ビジュアルコンポーネントの導入
・↓2000. 1:ユーザインタフェースの自動生成実現
・↓2000. 9:ビジネスロジックの記述にルール採用
・↓2001. :OMGがMDA提案(M-baseに類似!?)
・↓2002. 2:M-baseのワークフローをWebサービス連携へ発展
・↓2004. 3:著書「ソフトウェア工学」でMDA引用

■■2002年度以降は、<試作&学会発表>のページへ掲載■■
□■□□2001年度 研究試作:(横沢邦一:作)□□□■□
□■□□2000年度 研究試作:(石榑久嗣:作)□□□■□
□■□□1999年度 研究試作:(紺田直幸:作)□□□■□
□■□□1998年度 研究試作:(岩田智彰:作)□□□■□
□■□□1997年度 研究試作:(松本光由:作)□□□■□
□■□□1996年度 研究試作:(同上:作)□□□□■□
□■□□1996年度 研究試作:(小西裕治:作)□□□■□
□■□□1995年度 吹き出し画面例(吉岡大生:作)□□■□

■ SINCE 1993.11 ■
... 新分野を対象としたオブジェクト指向設計技法を提案する。まず、デ−タモデルよりも分散協調型の計算モデルを重視し、オブジェクト指向の基本的な概念を発生学的観点から定義する。次に、この定義に基づき、ミクロモデルよりもマクロモデル、静的構造よりも動的ふるまいを重視した設計プロセスを提案する。...

文献: 「オブジェクト指向概念の発生学的定義に基づくソフトウェア設計技法、情報処理学会ソフトウェア工学研究会資料、93-SE-95(Nov.1993)」から

■ 概要 ■
M-base:アプリケーション開発環境
--「ドメインモデル≡計算モデル」を志向した
--エンドユーザ主導の開発技法

近年,ワークステーションやパソコンの普及およびそれらをつなぐネットワークの普及と共に,業務の専門家が自ら情報システムを構築する必要性が高まっている.業務の専門家が自ら作り,自ら使うようなエンドユ−ザコンピュ−ティングの促進のためには,プログラミングの概念を排した新しいパラダイムが必要であるとの観点から,

  • A domain model ≡ a computation model (業務モデルと計算モデルの一致)
  • Analysis ≡ design ≡ programming (分析,設計,プログラミングの一体化)

という基本コンセプトを設定した.これらをモデリング&シミュレーション機能として実現するアプリケーションフレームワークM-baseの開発の一環として,非定型業務のモデル化をマクロレベルとミクロレベルの2階層に分けて行う方式を開発した.オブジェクト指向概念に基づく分散協調型問題解決モデルを用いて業務モデルの動的ふるまいを最初に構築する具体的な開発手順を形式化し,それを支援するツール群を開発している。