News2olds:知新 → 温故

一覧 
*** 月刊(?)ウェブログ風の寸評 ***   →昨年までのブログ(2019.12〜2016.5)
                         →さらに古いブログ(2016.4〜2005.2)
 2020.5 二重払いの銀行振り込みの後処理について
 2020.5 「新実存主義」を読んで
 2020.3 「人工知能の今:画像認識」を読んで
 2020.1 善の研究とα=ω

 2019.12 二つの文化:自然科学と人文科学
 2019.12 狂言師は型をプログラミング
 2019.12 失敗したe-Japan戦略
 2019.12 日本の15歳の読解力が世界で15位に後退

 2019.11 人生100年を支えるデジタルツインとIntelligent Clone
 2019.11 文部科学大臣の身の丈発言と教育の機会均等
 2019.10 続:利用されない行政システムの開発がなくならない
 2019.9 職場でのチャットの利用が増えている
 
 2019.8 「IT事件史(1990年):Σ計画失敗が判明」を読んで
 2019.7 「最強囲碁AI アルファ碁解体新書」を読んで
 2019.6 プログラミング心得の普遍性
 2019.6 (続)初任給に格差 → 優秀なIT・AI人材の確保
 2019.5 改元と『考えることを考える』を考える
 
 2019.4 利用されない行政システムの開発がなくならない
 2019.4 AI人材・IT人材不足数の予測について
 2019.3 ミンスキーの心の6階層モデルについて
 2019.3 航空機墜落事故2件は、またもソフトウェア不良が原因か
 2019.1 AIシステム検証へのニューロンカバレッジの有用性について

 2018.12 情報処理技術遺産 構造化プログラミング言語SPL 認定(後日談)
 2018.12 経団連の就活ルール廃止表明と政府案に一言
 2018.11 「AIと美学・芸術」特集を読んで
 2018.10 幼児の自己中心言語と内言の関係
 2018.10 「孤独の発明 または言語の政治学」を読んで

 2018.9 「IT事件史(1992年):IBM一強時代が終焉 オープン勢台頭」を読んで
 2018.8 働き方改革で26年前の電子技術者の問題は解決している?
 2018.8 3銀行の合併初日に3つのシステム障害とは
 2018.8 「IT事件史(2005年):誤発注で損失400億 責任めぐり10年裁判」を読んで
 2018.7 「IT事件史(2011年):みずほ「悪夢」再び 震災で混乱」を読んで
 2018.7 「意識とメタ過程」特集を読んで

 2018.7 「物理学とAI」特集を読んで
 2018.6 「IT事件史 1999年:「Y2K」の緊張走る」を読んで
 2018.6 「IT事件史(2002年):みずほ銀が大規模システム障害」を読んで
 2018.6 差別発言をしたチャットボットTay(2年前)への追加コメント
 2018.6 情報処理技術遺産 構造化プログラミング言語SPL 認定

 2018.5 解説「子どものコモンセンス知識」でヴィゴツキーが引用されている
 2018.5 「国交省のチェックツールに不具合」を読んで
 2018.5 人材の不足と育成:今日のAIと80年代のIT
 2018.4 機械学習工学とソフトウェア工学の共通点と相違点
 2018.4 「IT事件史 1982年のIBM産業スパイ事件」を読んで
 2018.4 「サボリのススメ」を読んで

 2018.3 システム開発プロジェクトの成功率が10年前より上昇!
 2018.2 東大病院の電子カルテシステムでトラブルの原因は?
 2018.2 仮想通貨をゼロ円で売買したシステムの不具合とは?
 2018.1 「サービス設計12箇条」を読んで
 2018.1 「AIは哲学できるか」を読んで
 2018.1 「新春大予測 20の技術が変える未来」特集を読んで

 2017.12  「脳情報科学が拓くAIとICT」特集を読んで
 2017.12  「脳科学とAI のフロンティア」特集を読んで
 2017.10  大手メーカーの出荷前の品質検査の不正
 2017.10  システム開発失敗の責任は発注側にありとの逆転判決
 2017.9  衛星「ひとみ」のプログラムミスの道義的責任で5億円とは?
 2017.9  総務省のAI開発ガイドラインは有用?

 2017.8  共産党批判でサービス停止のチャットボットの再教育とは?
 2017.7  東電システム障害の真相が明らかに?
 2017.6  情報処理技術遺産 Fortran&HARP 認定
 2017.6  「展示会で,学生お断り」の変更
 2017.5  日本臓器移植ネットワークのプログラムミスとは

 2016.12 番外編:メルボルン訪問2016→1980→1956
 2016.11 1枚のカードからATMシステム停止となったプログラムミスとは
 2016.10 「受援力」強化にはIT活用が不可欠!
 2016.9 アクティブ・ラーニングは「議論自由」のこと?
 2016.9 大人の脳(海馬)の新生ニューロンが記憶力を左右する

 2016.9 番外編:チャスラフスカの逝去を悼む
 2016.8 人工知能60周年における第1次,第2次ブームでは
 2016.6 利息計算を手作業で10年以上実施してきたシステムとは?
 2016.5 新幹線の電光掲示板故障の本当の原因は?
 2016.5 衛星「ひとみ」がプログラムのミスで運用断念とは残念!

             →さらに古いブログ(2016.4〜2005.2)


2020.5
二重払いの銀行振り込みの後処理について


 最近、特別定額給付金10万円に関する二重払いのニュースが2件あった。
 
 (1)福島県天栄村での二重交付のミス  【記事】 
 天栄村は5/19に、375世帯1162人分となる1億1620万円を二重交付のミスを発表。
 該当世帯に電話や戸別訪問で事実関係の説明や謝罪をするとともに返金を依頼。
 
 (2)寝屋川市での2重給付のミス  【記事】 
 寝屋川市は5/26に、993世帯2196人分の2億1960万円を2重給付のミスを発表。
 該当世帯に電話で謝罪と経緯の説明をし、振込用紙を送って返金してもらう。
 
 以上の例で、該当世帯に連絡して返金依頼をしているのは、当然の後処理と思う。
 
 ★ところが過去に私が経験した給料の2重振込については、
  本人に連絡はなく、二重振込の記録が勝手に消されていた。
  今回のニュースで、改めて当時の後処理は異常と考える。
 
 ■詳細は以下のブログ参照:
 2011.4  【みずほ銀行の振込み処理トラブル】  →  【■証拠資料】 
 
 ★2011年の3月に私の給料が二重に入金されたが、
  Webでは、私の給与が3/18と3/22に振り込まれ,
  3/25に3/22の振込み分の引出の記録があった。
 ★後日、記帳すると、3/22の入金と3/25の出金はなかったことにされていた!
 
 以上


2020.5
「新実存主義」を読んで


 朝日の書評 「新実存主義 マルクス・ガブリエル」(2020.4.18)が目に留まった。

 第一次AIブームの時代に、卒業論文・修士論文(1968〜1971)で、
 デカルトの方法序説、ド・ラ・メトリの人間機械論、エンゲルスの弁証法に言及し、
 人間の思考過程をニューラルネットワークでモデル化した者として、
 また、1960年代後半の大学紛争の渦中で、実存主義に心惹かれた者として、
 この本の次のような特徴に興味を持った:

 ・人間の心とは何か、という古くて新しい問題に、正面から取り組んでいる
 ・心の動きを神経のシナプスの反応によって説明しようとするような、
  心を脳と同一視する自然科学的なアプローチを批判している

 ●興味本位のコメント →  【■詳細別紙】
 
 ★【読後感】
   私の卒業論文・修士論文における、
  人間の思考過程をニューラルネットワークでモデル化して
  コンピュータでシミュレーションするという研究は、
  マルクス・ガブリエルの攻撃対象そのものということになるが、
  もちろん、その時も今も、
  人間の心をコンピュータで解明しつくせるとは思っていない。
 
 以上


2020.3
「人工知能の今:画像認識」を読んで


 人工知能学会誌 Vol.35 No.2 (2020/3)の
 レクチャーシリーズ:「人工知能の今」〔第7 回〕の
 「応用:画像認識」(p.262〜p.270)という解説論文の冒頭に、
 『画像認識は、人間にとっては極めて簡単なタスクだが、計算機で実現するのは極めて困難』
 という表現があり、興味を持った。
 
 ・1970年ごろからの画像認識技術の変遷および最近の深層学習に基づく画像認識技術が
  わかりやすく解説されている。さらに、その問題点についても適切に指摘されている。
 
 ・特定の条件下で特定の機能を果たす画像認識技術の実用化は、工学の分野であり、
  画像の意味内容を認識・理解した人工知能を実現したか否かは重要ではないと思う。

     →【詳細別紙】
 
 以上


2020.1
善の研究とα=ω


 NHKの番組「100分で名著:善の研究」第4回(録画)の中で、以下の表現が目に留まった。
  『絶対矛盾的自己同一』
  『異なるものが異なるままで一つになること』
  『過去と未来との矛盾的自己同一的現在』
 
 その理由は、私が大学院学生の時に考案した表記【A≠Ω α=ω】を連想したためである。
 この表記は、その時期のガリ版刷りの名刺の左肩にも使用している。
  →  修士2年の時の名刺
 
 一方、私の修士論文「思考過程の数学的表現と模擬実験」(1971.3)の
 参考文献57件の17番目に「善の研究」を記載しているが、
 本文での引用がないので、どの部分を参考にしたかは不明である。
  →  17.西田幾多郎:善の研究、岩波書店、1950(原1911)
 
  そこで、今回、【A≠Ω α=ω】の考案には善の研究の読書が
 関係したかもしれないという仮説を立てて、NHKの番組
 「100分で名著:善の研究」のテキストを読んでみることにした。
 
 なお、この表記は以下のホームページで説明している
  →  {Α≠Ω|α=ω}とは?
 
 さらに、拙著「ソフトウエア危機とプログラミングパラダイム」で引用:
  →  ”あとがき”(p.236)
 
 本書の第1、2、3篇の最初の頁で背景として使用:
  →  ”ニーチェの言葉”(p.1, p.41, p.199)
 
 
  →→ 【詳細別紙】
 
 
 メールの署名にも使用:
 ----------------------------------------------------------
 中所武司 明治大学 理工学部 情報科学科 {Α≠Ω|α=ω}
 ***@***.meiji.ac.jp, 044-934-7***, http://www.***/
 ----------------------------------------------------------