研究歴:中所 武司

  1. 1968.4 -- 1969.5
    生体工学:条件反射の生体工学的解析 (卒業論文)
     ・外界と結びついていない自由なニューロンの存在を仮定。
     ・条件反射学習をするIC回路設計:後のPLAと類似

  2. 1969.6 -- 1971.3
    認知科学/人工知能 : 思考過程の数学的表現と模擬実験 (修士論文)
     ・思考エネルギーの集中と拡散に基づくニューラルネットモデルの提案
     ・学習能力を学習エントロピーという概念で表現
     ・討論学習に適用して、計算機シミュレーション
     ・ヴィゴツキーの自己中心言語の解釈を提案モデルで説明
     ・多種多様な失語症の症状を提案モデルで説明

  3. 1971.4 -- 1972.3
    図形処理 : グラフィックディスプレイ用図形処理パッケ-ジシステムの開発
    (HITAC8811-HITAC8400結合、ASM 6ks)

  4. 1972 -- 1974
    コンパイラ : 教育用 Compile-and-go FORTRANコンパイラの開発
    (EDOS-MSO用FORTCG, 解析/生成フェイズ ASM 6ks)

  5. 1974 -- 1978
    言語、コンパイラ : 構造化プログラミング言語SPLとそのコンパイラの開発
    (段階的詳細化技法、デ-タ抽象化技法、分割コンパイル技法,ペ-ジリプレ-スメントアルゴリズム)
    : バ-チャルインタ-フェイス
    (工学系単位の自動変換とPIOデバイス非依存によるプロセス入出力の仮想化)

  6. 1977 -- 1980
    ソフトウェア工学 : 構造化プログラミング用会話型開発支援環境 CROPS
      ・2段階プログラミング(構造化→最適化)、プログラム変換(SPL用、Pascal用)

  7. 1979 -- 1983
    ソフトウェア工学 : マイコン用クロス型テストデバッグ支援システム HITS
    (HITAC-M, T560/20, 68000用S-PL/H)
    : テストカバレ-ジ解析システムSCOREの開発
    (SPL用C1, Pascal用Cpr)

  8. 1979 -- 1980
    言語、コンパイラ : 電子交換機システム用分析テ-ブルジェネレ-タ ATG
    (Pascalベ-スの木構造定数テ-ブル記述言語)

  9. 1979 -- 1980
    言語、コンパイラ : 多言語モジュラ-プログラミング(MMP-79)とその処理系 LIGER
    (モジュ-ルの機能に合わせて適切な言語の選択、処理系:解析と生成の分離、中間後の統一、生成とリンケ-ジの結合)

  10. 1982 -- 1986
    ソフトウェア工学 : 言語適応型統合プログラミング環境 PERFECT (サンドイッチア-キテクチャ、ソ-ス解析処理と対話処理のツ-ル間共有)
    : 構造エディタPARSE - SPL用
    : 構造エディタジェネレ-タ PARSE-G - Pascal,S-PL/H,C用
    : コ-ドレビュ-支援ツ-ル SCORA

  11. 1983 -- 1986
    知識工学 : 知識処理言語 S?LONLI
    (2階層モデル、オブジェクト指向 + Prolog)

  12. 1986 -- 1988
    知識工学 : エキスパ-トシステム構築ツ-ル ES/X90
    (マルチパラダイム型知識表現言語、オブジェクト指向 + フレ-ム、 プロダクションシステム、述語論理)

  13. 1987 -- 1988
    知識工学 : ニュ-ラルネットワ-クモデル RAC
    (修論の「拡散(連想)と集中(意識)のモデル」の計算モデルとしての意味論、プロダクションシステムとのアナロジ)

  14. <<以下、省略>>